『水瀬いのり1st LIVE Ready Steady Go!』に臨む
Otaku Advent Calendar 2017 - Adventar
こちらは、Otaku Advent Calendar 2017の担当記事です。ひたすらこじらせ、LIVE終了後ほとんど寝ていない状況下で書き殴った文なので、まともなライブレポではないことを予めご了承ください。
僕の一番好きな女性声優、水瀬いのりさんの1st LIVEに先日参加しました。
普段Twitterで彼女のことをあまり呟かないのは、大好きすぎて好きな気持ちを軽く見られたくない(?)という面倒臭い事情があります。
本当はこんな記事も書かないつもりでしたが、どうしても自分の中だけでは消化しきれなかったので何かにぶつけてスッキリさせたかったのです。
さて、LIVE当日の2017年12月2日は彼女の20歳の誕生日、そしてシングルデビュー曲『夢のつぼみ』が発売された2015年12月2日から丸2年。待ち望んだ記念日です。
2017年の初めに、「今年中にはアルバムが発売され、それを引っ提げた1st LIVEが行われる」と予想していましたが大体正しかったようです。
僕はどうしてもその記念すべきLIVEを、彼女をより近くに感じられる場所で楽しみたいという気持ちが当初からありました。具体的には5列以内です。自分の中で許すことの出来る妥協ラインは5列でした。
その為に必要なことは、チケットを複数当選させ、良席を引くことです。
しかし、発表されたチケット最速先行は有料会員登録の必要なサイトを通してのものであったので、頭を下げて数少ない友人達に協力を要請しました。登録、解除手順はなかなか面倒であり、協力してくれた友人達には本当に頭が上がりません。
当選結果は、3/14枚。見通しが甘かったと痛感しました。無理をしてでももっと多くの支援を募るべきだったと。人気が出るコンテンツということは分かっていただろうと。
この時点で自分の「水瀬いのり1st LIVEへの気持ち」はこんなものだったのかという自責の念に駆られる毎日が続きます。ひたすらに辛かったです。勝手に病んで、面倒臭いですよね。意味不明ですよね。
なんとか当選することのできたチケットを発券し、確認した列は22、29、42……。目標であった5列以内どころか、10番台すら引くことができませんでした。
「ああ、こんな中途半端な気持ちなら行きたくないな。」
それからの数日、このように考えてしまうことが多々ありました。自分のこういう部分が本当に嫌いです。面倒臭い。女々しい。
そして2017年12月2日。いよいよLIVE当日です。
前日から緊張でほとんど寝ることが出来ず、開演時間が来るまではひたすらお酒を飲んでいました。
既に日本語が怪しい。
時間ギリギリで会場に入り、座席につき、大型モニターに映る『水瀬いのり1st LIVE Ready Steady Go!』の文字を見た瞬間、これまで彼女を応援してきた気持ちが溢れ、まだ公演が始まっていないにも関わらず、思わずその場で涙ぐんでしまいました。
その時初めて、心の底から「来て良かったな」と思うことができました。
そして気持ちを落ち着かせる間もなくLIVEスタート。
【セットリスト】
01.夢のつぼみ
02.MELODY FLAG
03.Lucky Clover
04.Ready Steady Go!
05.笑顔が似合う日
06.Dreaming Girls
07.コイセヨオトメ
08.アイマイモコ
09.涙のあとは
10.星屑のコントレイル
11.Will
12.リトルシューゲイザー
13.Starry Wish
14.いつもずっと
15.Winter Wonder Wander
16.旅の途中
17.Innocent flower
~アンコール~
18.春空
19.Happy Birthday
20.harmony ribbon
http://moca-news.net/article/20171203/2017120302380a_/01/?afid=zeroes より引用
一番大好きで、一番思い入れのあるデビュー曲『夢のつぼみ』から始まり、リリースイベントの狭い室内で曲を聴いた2年前を思い出して今度は堪らず号泣。「オレンジ色に 染まる横顔にからまる 髪をよける」という歌詞でオレンジのペンライトを振っていた自分を指してくれたあの日を思い出すだけで涙が止まりません。
その後も適度なMCを挟みながら、どんどん曲たちが披露されていきます。リリースされたばかりのタオル曲『Ready Steady Go!』、そしてアルバム収録曲の中でも大好きな『コイセヨオトメ』の初披露&可愛らしい振り付け……どれも思い出深い曲ばかりです。本当にここまで応援していて良かった。
生バンドでの『星屑のコントレイル』→『Will』→『リトルシューゲイザー』からMCを挟んでの『Starry Wish』の流れは最高のセットリストでした。満点。バンドセットを見た瞬間に頭の中を駆け巡った強い曲たちが、実際に目の前で披露される快感。
そして終盤の『Winter Wonder Wander』は、ここ数日ヘビーローテーションで聴いていた曲であり、冬を感じられる楽曲と頭上から雪を降らす演出が相まっている様子がとても美しく、感動しました。ここでも涙。
今年の夏の第3回いのりまち町民集会でも思いましたが、『Innocent flower』は音源版と比較すると非常に感情が込められた歌い方がされており、歌唱を聞く度にどんどん惹かれていきます。また泣く。そんな大好きな曲でLIVEは一旦幕引き。
アンコールで登場し、『春空』、『Happy Birthday』を披露したところで仲良しの大西沙織さんからのサプライズビデオレター。そして大きなケーキで水瀬いのりさんの22歳の誕生日をお祝い。会場も大盛り上がり。
最後は2ndシングル、『harmony ribbon』。これもとても思い出深い1曲です。みんなで合唱をし、大きく手を振り、LIVEは終了。
ラストの曲中にも関わらず、ブロックの間の銀テープを乞食のように数十枚単位で拾い集める輩は折角の良い気分も台無しになりましたが。目の前を動くな。余韻を邪魔するな。死んでくれ。
上記のような残念な件もありましたが、本当に良いLIVEでした。
終わったあとも色々と考えてしまい。勝手に病むことがあったのですが、それはそれ。良い思い出として締めくくろうと思います。
面倒なオタクの生態研究の参考にでもなれば幸いです。